森林浴をすると、リラックスして心地よくなるのは、樹木が発する芳香成分(フィトンチッド)の働きによるものです。 そのフィトンチッドには人間の自律神経を安定させる作用があり、樹木が伐採され木材となっても失われないものなので、木造の住まいの中にいるだけで森林浴効果が得られます。
リフレッシュ効果などの森林浴効果をもたらす森林のかおりをフィトンチッドといい、樹木が発散する揮発性物質で、そのおもな成分はテルペン類とよばれる有機化合物です。 本来は樹木が自分自身をまもるために発散するものですが、リフレッシュ・消臭・脱臭・抗菌・防虫など人体や暮らしに有益な効用が知られています。
夏は涼しく、冬は暖かく、湿度も調節する。
伐採後に充分に乾燥させた木は、呼吸しながらもさらに乾燥が進み、固化して、一層強度を増していく構造になっている。
木造の住まいは、中にいるだけで森林浴効果が得られる。